外壁工事が終盤

4月末には建て方を行ったので、本来ならとっくに終わっていても良いはずの外壁（サイディング）工事。今回はやむを得ない事情がありました。３月の震災によって、多くのメーカー工場で供給がストップ。いつも採用しているメーカーとしても、緊急事態に最大限の供給を行うべく、一時的に外壁のラインナップを大幅に減らしての対応となりました。加えて、施工業者さんも緊急の補修工事に追われる事態に。渡辺建築工房としても、建て主さんにご迷惑の掛からない範囲で施工の時期を遅らせていたこともあり、ようやく外壁も完成のめどがついたという訳です。

２階は塗り壁くし波調の白いディングです。サッシなどの切り口部分の補修を行っているところです。この後、目地部分いコーキングを行えば終了という段階まで来ました。

変わって１階部分は、黒いブリック調の壁です。この、黒くて重厚な外壁が、２階の白くて軽やかな壁を受けるというデザインです。加えて、写真真正面の板張りの部分は、これから左官屋さんの工事で砂漆喰仕上げとするところです。色分けや素材の使い分けで、アクセントのある外観が完成しつつあるところ。早く足場やネットを外したところを見たいのですが、それまでもう少しの辛抱ですね。う～ん、私としても本当に待ち遠しいですね。