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2010-06-02

西方の家 大工工事も間もなく終わり

西方町の断熱改修・リフォーム工事。大工さんの工事も、間もなく終了です。

リビング・ダイニング~キッチンも形が見えてきました。和室と台所をワンルーム化したのですが、部屋がとても細長くて、一体感のある空間になるかどうか心配でしたが、思った以上に落ち着きがあり、自然な空間になったと思います。

古材による柱の向こうに見えるカウンター。カウンターの向こうにはキッチンセットがあります。あえて、今「はやり」のフルオープンにはせず、リビングからは台所の手元が見えない作りにしています。家事仕事をする作業場が、住宅雑誌やキッチンカタログの写真のように常に片付いているはずがありませんので・・・。、

西方町の家

しかし、キッチンの方からリビングを見ると、全体が良く見渡せます。

手元がリビングから見えないようにカウンターを高くした分は、調味料やその他、キッチンで利用する小物が置ける棚になっています。また、足元にはゴミ箱を置くための空間も用意しました。

キッチンセットは、建て主さんご指定の、クリナップSSシリーズ。以前の日記の、ショールーム訪問記 でも紹介しましたが、ステンレスがこんなに美しいのかと唸らせられたキッチンです。本当に素敵ですよ。

西方町の家

昨日はキッチンセットが設置されるということで、奥様も仕事を早めに切り上げて、急いで現場に見えられました。現場に来られた時は、すでに完成して職人さんも帰った後でした。もっとも楽しみにしていたキッチンの完成に、とても満足のご様子でした。

ところで、柱の陰に人影が・・・。ペ・ヨンジュ?あ、いや、大工の小曽根さんでした(古いネタでスミマセン)その小曽根さんも、間もなく現場には来なくなってしまいます。

建て主さんの奥さま曰く「もうすぐ工事が終わってしまうのかと思うと寂しい。」との事でした。このセリフも、この仕事をさせていただいて、よく聞かれる言葉です。私も同様に、寂しい思いです。どちらのお宅にも、とても思い入れがありますので。

でも、まだまだ現場は続きますよ。既に2階からクロス屋さんが仕上げ中で、ひきづ続き左官屋さんも入ってきました。それらの壁・天井仕上げ工事屋さんに追いつかれないように、塗装屋さんも本格参入です。

2週間後、仕上げが終わって壁も乾いた頃になると、設備機器や照明器具、それに蓄熱暖房機などの設置工事に入ります。そして最後にクリーニングを経て、晴れて入居という段取りになっているのです。