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2012-05-12

小さなプロジェクト2題

日光市内の某宅。敷地の境界には約1m強の段差があります。その段差ギリギリのところまで家の増築部分が迫っているのですが、昨年の震災などの影響もあり崩れかかっていました。それを永久に食い止めるための緊急土留め工事です。

 

緊急を要する上に、工事中の万が一の場合(掘削中に強い地震)などに備えるため、いかに短時間に工事を進めるかを重視しました。天候が良かったせいもあるとはいえ、基礎屋さんの池田さんが頑張ってくれました。着手前の心配も吹き飛ばす勢いで仕上げりつつあります。施主さんの奥様もこれで、安心して過ごすことができそうです。

次も日光市内某所(?)今度は、実験的サンルームの研究です。サンルームと言えば、夏は酷暑でろくなものではないというのが定説。それをいかに克服していくかという試行錯誤のプロジェクトです。

 

・夏の灼熱を受けながら、いかに効率よく熱を逃がすか。
・見た目の清涼感を、どう実現するか。
・どうすれば、お出かけしたくなくなるような魅力的な空間になるのか。

などなど、とても魅惑に満ちた妄想的テーマに挑んでおるのであります(^^;)

 

自然の緑を最大限に利用することは、明らかに必須のアイテムです。しかし今流行りの緑のカーテンでは芸がありません。季節毎に彩りのある広葉樹でなければ魅力に欠けると考えております。

さてさて、この気長にじっくりプロジェクトの結果はいかに。梅雨が明けた真夏になってから考えたいこともあり、ゆっくり楽しみながらの仕事となります。