toggle
2008-04-18

室内の空気を監視するとは?

photo_2

最近、雨の日が多いですね。今日も、まだまだ大雨に注意だそうです。自分の風邪引きは、ずい分良くなってきましたが・・・。

ところで、空気って目に見えませんが、モニターで監視できるんですよ。

写真のモニターは、CO2 濃度、温度、相対湿度、VOC等の汚染物質量(非常に多い、多い、正常の3段階表示)を監視できる優れものです(株式会社アルデエンジニアリング・室内空気監視モニターCXM-1001)

VOCとは、揮発性有機化合物(volatile organic compounds)の事で、建築する材料には、使用量に対する規制があります。

このモニターのVOC量等の表示については、物質を特定しない汚染物質の総量で、具体的な規制値に対応するものではありません。しかし、タバコの煙や殺虫剤その他も含めて総合的に汚染物質の量を感知し、赤(すぐに換気が必要)、黄(換気が必要)、青(正常)の三色で表示されるのです。

一方、規制がないので多くの人が見過ごしやすいが、しかしとても大切なのはCO2 (二酸化炭素)の濃度です。換気不足などで空気が汚れているか否かの指標になるからです。こちらは、濃度が1,000ppmを超えると、赤色で警告します。

写真で読み取れるように(クリックすると拡大します)、私の仕事部屋で、今朝方、撮影した瞬間ののCO2 濃度は563ppmです。たとえ 「 キジが鳴く山里 」 であっても、24時間計画換気をしていない狭い部屋では、こういう数値には納まりません。開放型のストーブ(ファンヒーター)の使用もいけませんね。