2010-05-20
テーブルがやってきた
西方の家に、テーブル板がやってきました。建て主さんが、徳島県の木材屋さんから直接購入されたものです。見事なウォールナット板ですね。重さも100キロを超えます。大工さんが力持ちの小曾根さんで、本当に良かった(笑)
とても荒々しくワイルドな雰囲気です。建て主さんがテーブルに凝りたいことは承知していましたので、どんなテーブルが来ても負けない雰囲気を作ろうと腐心しました。綺麗でまっすぐな柱をあえて撤去し、古民家に使われていた梁で柱を作ることを思いついたのも、実はそのためでもあったのです。
今日届いたテーブル板を見て、曲がりくねった古材を思いきり使って、本当に良かったと思いました。天井のタイコ梁を見せることにしたことも功を奏していますね。テーブルに負けない空間ができるぞと確信を得た瞬間でもありました。
廊下では、小曾根大工さんを手伝ってくれている斎藤大工さんがパインの無垢板を貼っています。お施主さん、来るたびに変わると驚いています。私が、
「一日経つと、一日分だけ進行していますよ。」
と話したところ、妙に納得していたのがちょっぴり面白かったのでした。