2011-11-17
床の補修工事その後
床が腐朽していたお宅での床の補修工事のうち、大工さんの工事が完成しました。補修前はご覧の通りの状況で、畳の上から歩いても踏み抜くのが心配になるほどの状態でした。
もちろん、完成した後はとても綺麗な板張りになりました。木漏れ日が差し込んで、みずみずしい無垢の杉板がとても美しく見えます。しかし、これも間もなく見えなくなってしまいます。この上に、新しい畳が敷かれることになっているからです。新しい畳の畳縁は、オレンジ色の可愛いデザインに決まりました。畳屋さんに注文して縫いつけてもらいます。完成がとても待ち遠しいです。
続いては洗面室の床です。ベニヤ板針の上にクッションフロアーと呼ばれる仕上げ材の床ですが、写真で見る限りはなんでもないように見えます。しかし、ベニヤ板は全く保持力を失って、注意深く歩かないと踏み抜けそうな状態でした。
本当に緊急を要する状態でしたので、ご相談を受けてから最短の段取りで床の補修工事を行いました。それでも、複数の業者さんの予定の調整が必要でしたので、数日間お待ちいただきましたが・・・。
そして迎えた工事の結果はご覧の通りです。塩化ビニール性のクッション材から、木質建材と呼ばれるフローリング材で施工させていただきました。もちろん、見えない床下地から全部一新し、防腐塗装も施し、床下からの結露防止や断熱材なども施してあります。(先の畳床も同じです)
光り輝く床フローリングの床は、歩行感もとても頑丈になりました。これから末永くご家族の生活をフォローしていけるものと期待しています。依頼されたお客様も、とても満足されていました。