2009-09-15
ユニットバスの工夫
ユニットバスは、言わずと知れた既製品ですから、
そこにどんな工夫が必要か?などと思うことでしょう。
今回は、大きな工夫を二つほど紹介したいと思います。
一つ目は窓です。壁の中央ではなく、端に寄っています。
しかも、横長の引き違いではなく、縦長の上げ下げ窓です。
そのようにした理由と目的は、格子で囲まれた中庭を眺めたい事。
それに日光杉並木街道と青い空を眺めながら昼風呂に入れる事。
また風呂のすぐ外に設置する温水器が視界に入らないようにすることなどです。
以上の効果については、実際の見学会で是非、体感してほしいと思います。
もう一つの工夫は、下の写真で鏡の左横の化粧棚です。
たいていの方は、見ても何がどう違うのか分からないと思います。
実は、通常よりも20cmほど低い位置に取り付けたのです。
2段あるうちの下の段は、鏡よりも低いですよね。
こうする事で、座った状態から中腰にしにならなくても、
シャンプーなど置いたものを楽に手にとる事ができるという訳です。
建て主さんの要望ですが、なるほど、これは良いと思いました。
ちなみに施工業者さんは、見慣れない高さで非常に違和感を感じるということでした。
何が常識なのかと考えさせられます。なかなか面白いですね。