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2009-12-21

土間コンクリート打設

今日は土間コンクリートを打設しました。
寒中の時期なので、なるべく朝のうちに打設を完了させました。

土間コンクリート

シート養生で保温を図るとはいえ、発注するコンクリートの仕様には注意しました。

財団法人住宅保証機構による瑕疵担保責任保険の設計基準では、

・設計基準強度:18 N/mm2
・呼び強度(実際に使うコンクリートの強度):21 N/mm2
となっています。弊社では、通常は

・呼び強度:24 N/mm2

で発注していますが、今回はさらに 6 N/mm2 の温度補正を加えて

・呼び強度:30 N/mm2

で発注しました。説明すると長くなるので省略しますが、寒い時期のコンクリート工事では、『温度補正』や『養生』などが必要なんだという事だけ覚えて下さい。

保温養生をしっかりすれば温度補正は不要、という考えも理屈ではそうですが、実際には長期間に亘り大変な作業が必要で、とても現実的ではありません。

また、『スランプ値』という配合データがあり、数値が小さいほど水量が少なくて品質が良いのですが、設計基準では、

・スランプ値: 18 cm

となっています、弊社では最近は

・スランプ値 15 cm

としています。少しでも品質の良い鉄筋コンクリートにしたいからです。

表面のならし作業

シーズヒーターですが、玄関土間部分は後日、打ち増しするので、まだ敷設させていません。
敷設レベルが深すぎると、表面温度が低くなって暖房効率が落ちるからです。

玄関部ヒーター