木の家づくり日記

リビングの窓は外を見る額縁です

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写真は我が家のリビングルーム東側の窓です。雪が降った日に撮影したものです。

外の景色を「鑑賞」するために、効果的に考えたこのような窓を「ピクチャーウィンドウ」と呼ぶ事があります。窓そのものを、額縁に見立てているわけですね。

腰高(こしだか、と読む。床から窓の下までの高さの事)は50センチです。何故そんなに低いのかというと、我が家のリビングは床にベタンと腰掛ける「床座」を基本にしているからです。一般的な洋室のように、腰高が90センチもしくはそれ以上あったのでは、まったくの「スケール・アウト」という訳です。外がまともに見えない(空だけが見える)ので、圧迫感があります。

ところで、英語圏では窓の事をウィンドウと呼ぶことで分かるように、「風が通る戸」という意味があります。一方、日本語の「窓」の語源は「間戸」で、「柱と柱の間の戸」という意味です。

以下に、今まで設計・施工してきた「ピクチャーウィンドウ」の例の一部をご紹介します。

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上の写真は、日光市鬼怒川温泉大原に新築したお宅の窓で、2階の洋室にあります。

この部屋は、美しい広葉樹の森に隣接しているので、そちらを借景として楽しんでいただいています。

ベッドを置くための洋室で、しかも2階ですから腰高は90センチあります。

サッシは「横すべり出し」というタイプで、下のレバーを捻って押し出して開く窓です。

次の写真は、日光市小林に新築したお宅の窓で、2階のリビングルームにあります。

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窓の下のカウンターは、書き物などができる机として計画しました。

美しい田園風景を眺めていると、ゆったりとした気分になりますね。

ちなみにサッシは、「たてすべり出し」というタイプで、この場合は、右側のレバーを捻って外に押し出して開く窓です。

2008-04-20 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

我が家のLDKには大胆な段差あり

自宅のキッチン~リビングは、ワンルームです。長さ3メートルのテーブルは、リビングテーブルの機能とダイニングの機能を兼ねています。

最初の写真を見てください。床に段差がありますよね?左側の低い方が台所スペース、右側の高い方はリビングです。うちの「御台所」(^^)の要望もあり、あえて段差をつけました。

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我が家の場合は、夫婦揃って、居間はソファーにテーブルではなく、日本伝統の床座を好みます。しかし家事上の動きを考えると、配膳その他の時に腰をかがめたり何かと大変そうですよね。それを解決するために、台所を居間の床高さよりも下げて、写真のようになりました。

長さが3メートルのテーブルと書きましたが、右手のリビングの方は、次の写真のようになっています。テーブルの下に足を入れることが出来ます。

テーブルの周囲は琉球畳敷きです。畳にゴロンとなりたいというのも、強い要望の一つでした。

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この段差で最も効果的と感じることは、リビングで床に直接座っている人と、台所で作業している人の目線の高さがとても近く、同一空間にあって違和感がないということですね。台所から見ると、居間の床高さは、低めで落ち着いた椅子の座面の高さになっていますから。

台所の床を「下げる」というこの試みは、バリアフリーという考え方などを考慮すると、あえて他人に勧めるべきではないと考えています。私たちは大いに気に入っていますが・・・。

2008-04-19 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

室内の空気を監視するとは?

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最近、雨の日が多いですね。今日も、まだまだ大雨に注意だそうです。自分の風邪引きは、ずい分良くなってきましたが・・・。

ところで、空気って目に見えませんが、モニターで監視できるんですよ。

写真のモニターは、CO2 濃度、温度、相対湿度、VOC等の汚染物質量(非常に多い、多い、正常の3段階表示)を監視できる優れものです(株式会社アルデエンジニアリング・室内空気監視モニターCXM-1001)

VOCとは、揮発性有機化合物(volatile organic compounds)の事で、建築する材料には、使用量に対する規制があります。

このモニターのVOC量等の表示については、物質を特定しない汚染物質の総量で、具体的な規制値に対応するものではありません。しかし、タバコの煙や殺虫剤その他も含めて総合的に汚染物質の量を感知し、赤(すぐに換気が必要)、黄(換気が必要)、青(正常)の三色で表示されるのです。

一方、規制がないので多くの人が見過ごしやすいが、しかしとても大切なのはCO2 (二酸化炭素)の濃度です。換気不足などで空気が汚れているか否かの指標になるからです。こちらは、濃度が1,000ppmを超えると、赤色で警告します。

写真で読み取れるように(クリックすると拡大します)、私の仕事部屋で、今朝方、撮影した瞬間ののCO2 濃度は563ppmです。たとえ 「 キジが鳴く山里 」 であっても、24時間計画換気をしていない狭い部屋では、こういう数値には納まりません。開放型のストーブ(ファンヒーター)の使用もいけませんね。

2008-04-18 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

古民家を高断熱高気密住宅に改修

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写真は、築後約50年になる古民家を再生をしたお宅の台所(ダイニングキッチン)です。

北側で陽の当たらないこの部屋は、暖房対策として天井が貼られていました(もちろん、新築時は、貼られていません)

断熱改修のために天井を解体して現れた、見事な力強い梁組を見ているうちに、これをまた隠しては勿体無い、水平天井で隠さずに見せたいという思いが強くなり、お客様に提案しました。もちろん、暖かくなることは保証しますから、という条件付ですよ。

洗浄した後、古色に染め上げた梁組みに対し、壁と天井には黄土を少し混ぜた漆喰を塗って明かるく仕上げました。

部屋の雰囲気に合わせて設計された、長さが2.7メートルの「ニングテーブル」があるこの部屋にはテレビ台も作りましたから、茶の間にご主人の来客があっても、家族が不便を感じることがなくなりました。

2008-04-17 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

大家族のための物干しスペース

大家族(8人)のための、物干し用ベランダを計画しました。工夫した点が二つあります。

1.通路の巾が、約1.2メートルあること。これ位あると、大量の干し物の間を行き来するのに便利です。

2.屋根がベランダよりも充分に出ている事。ベランダよりも屋根の方が約40センチ出ていますし、高さも適度に低いので、大雨でも風さえ吹かなければ、ベランダが濡れません。

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「デザイナーズ住宅」とか言って(誰が考えたのか、変な言葉ですね)広大で雨ざらしのベランダを計画する例を、最近よく見ます。掃除や耐久性上の不利など、メンテ上のことを考慮しても本当に必要なのかどうか。掃除が全く苦にならないぐらい、あると生活を豊かにする存在になり得るのかどうか。主婦の目で良く考えてみましょう。

2008-04-16 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

我が家は混浴温泉風呂?

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我が家の脱衣室です。

妻が、何か暖簾を掛けてみたいということで、ネットオークションで500円で落札したのがこれです。

ちなみに、暖簾に書いてある通りの生活習慣がある訳ではありません。

2008-04-14 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed