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2008-04-26

古民家の居間に穏やかな間仕切り壁

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以前にも紹介した古民家の、居間の天井です。

浴室やトイレに行くのに、従来は広い居間を通らなければなりませんでした。来客時など、お年頃のお嬢さんが風呂上りに通らなければならないのは不便でした。

そこで、壁で仕切って廊下を作ることにしました。ところが3メートルもの高さで、見事な梁が見えている居間に、天井までの壁で仕切ると、まるで洞窟みたいで狭苦しい雰囲気の部屋になる事が懸念されました。

悩んで出した解決策は、高さが2メートルの壁で仕切って、それより上の部分は開放のままとし、天井の広がりを従来どおり見渡せるようにしたのです。また、板貼りで暗かった天井も、漆喰塗り仕上げとしたので、以前よりもずっと明るい部屋になりました。