toggle
2014-04-17

建具の調整

築150年になるお宅の大改築が完了したのはこの冬でした。気候も暖かくなり、建具の動きを調整してほしいとご連絡がありました。製作建具の場合、どうしても最初の1~2年のうちは、季節の変わり目で建具調整の必要が出てくる場合があります。無垢材でつくった建具の場合で、特に暖かい家の場合は、どうしても避けられません。このことは最初から織り込み済みで、ご連絡いただいたら無償で調整にお伺いしています。

建具の調整

職人さんは、10年来のお付き合いがある吉原さん。「あらかじめ緩みやガタを想定してゆるめに作る」などということは一切しません。その都度きっちり作り、何度でも調整する、と言います。なので私は建て主さんに「また調整が必要になったら、ご面倒でもお知らせください」、その都度お願いしています。様々な職人さんに支えられて、一軒の家が持続できるのです。