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2012-06-04

瓦屋さん工事開始

足場から屋根の上の高さまで登る。2年前の夏、靭帯の損傷による膝のがたつきを手術で治したので、狭くて高いところでも安心して登ることができます。

緑色に見えるのは、屋根防水シート。そこに、細長い木材が打ち付けられていきます。『瓦桟(かわらざん)』と呼ばれる部材です。この木材に瓦をひっかけて並べていくのです。トップライトの設置位置も、瓦の割り付けによって決まってきます。

瓦桟の詳細。ただの細長い棒状の部材ではありません。トンネルのように欠き込みがあるのがお分かりですか?これは、万が一暴風によって吹き込んだ雨水をスムーズに下のほうへ流すことによって、瓦桟自体の劣化を防ぐための工夫なんですよ。

一方で、小曾根大工さんが下屋屋根にかかるところの壁の下地作りをしています。今日はなかなかの炎天。汗をかきながら奮闘していました。

そういえば瓦屋さん(上澤さん、写真がなくて済みません)が、屋根の上で『今日は暖かいですねえ』などと言って笑ってましたっけ(^^;)

私はといえば、屋根の下で一人涼しい思いをしながら、外壁の下地合板を張る前に設置すべき構造金物を配り歩きました。建て方して間もない頃の、恒例の作業です。

今のところ、空もなんとか持ちこたえてはいますが、そろそろ梅雨入りしてしまうんでしょうね。気象庁の週間天気予報は毎日欠かさずチェックしていますが、私の希望的観測も交えると、例年通りの今月十日ごろに梅雨入りでしょうか?