木の家づくり日記

日光へ向かう途中の田園風景

日光市内の床屋さん新築現場へ向かう途中の風景です。温帯低気圧に変わった台風が関東地方の沿岸を通過中でした。空気がスッキリ綺麗に洗われたようで、日光連山の麓の緑がとても鮮やかで美しく、思わず車を止めてシャッターを切ったのでした。

日光へ向かう途中の田園風景

吹付け断熱工事が終わった現場では小曾根大工さんが天井の下地を施工中。外の雨も上がりかけていましたので、きりの良いところまで終えたら、今日は外作業をやる予定です。

作業中の小曾根大工さん

2011-05-30 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

丸い窓の和室

もうすぐ新築することになるお宅で、丸い窓がある和室をご提案させていただきました。イメージを伝えたくて持参したのが下の写真です。これは、一昨年に完成した お蕎麦屋さん のご自宅の和室です。

丸い窓の和室

こういう雰囲気の和室が似合いそうなインテリアになる予定ですので、お蕎麦屋さんのご自宅を真似させていただくことにしたのでした。丸いサッシは既製品ですが、それに合わせて丸く作るのは大工さんですし、丸く塗り仕上げるのは左官屋さんです。これは腕の見せ所ですね。

2011-05-29 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

屋根の葺き替え工事完了

思えば瓦屋根を金属屋根に葺き替えたいとの相談を受けてお伺いしたのが4月3日でした。その後、9日には原田板金さんと一緒に現地の詳細な調査を行った上で、4月の17日にお見積りを提出させていただいたのでした。程なくご依頼をいただき、20日から瓦の解体工事に着手しました。

屋根の葺き替え工事完了

それから約一か月とちょっと。昨日の日記でご紹介した通り、5月26日にすべての工事は完了し、その翌日には梅雨入りしたのでした。雨漏れにも困っておられた家の屋根は、もちろん全く雨漏れのしない、しかも軽くて美しいガルバリウム鋼板葺きの屋根に生まれ変わったのでした。

屋根の葺き替え工事完了

葺き替える前の重厚な瓦屋根も素敵でしたが、葺き替えられた屋根も、すっきりとして明るい、しかも調和のとれた屋根になったと思います。金属屋根のデメリットの一つである雨の音ですが、独自の工夫が功を奏して、葺き替え前とほとんど変わらない静かさですよ、と仰っていただきました。

屋根の葺き替え工事完了

建物の本体の風格に負けない、堂々とした屋根になったと思いませんか?終わってみれば、もともとこういう屋根だたような気がしてなりません。よく調和がとれていますよね。

屋根の葺き替え工事完了

美しい里山の風景に、さり気なく佇む家。家というものは、こうありたいものだと思ったのでした。

2011-05-28 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

梅雨入り前にやり遂げた男?

原田板金の原田さん。昨日、市貝町での屋根葺き替え工事を終えて、今日は日光の現場に駆けつけてくれました。そうしたら何と、今日から関東地方も梅雨入りしたというではありませんか。例年より約二週間も早い梅雨入りの前日に屋根補修を終えるなんて、すごいタイミングですね。

原田板金さん

将来にわたり絶対に雨漏りさせないぞ、との信念の職人。惜しくも今年亡くなられた、師匠でありお義父さまでもある親方も、きっと優しく見守っておられることでしょう。

2011-05-27 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

断熱吹き付け工事

床屋さんのお宅の様子。この辺りは歩道の拡張工事のため、近隣では建替えラッシュという場所です。今どき珍しく、あちこちで『建設の槌音』が響き渡ります。

断熱工事など

天井裏になる部分、桁と呼ばれるところに吹き付け断熱をするための下地ととしての不織布を貼っています。木造住宅用に開発された、調湿性のある断熱材です。

断熱工事など

外壁の部分です。透湿シートの隙間に断熱材が入り込んでいかないように、テープを入念に貼っているところです。筋交いと透湿シートの隙間部分にも入り込まないように、補修用スプレーによる先行吹付をしておきます。

断熱工事など

そしてこちらは電気屋さん。計画換気の給排気口など大型の貫通部材を先行して設置します。仕上がりを想定して、すべての個所の取り付け位置と高さを確認していきました。

断熱工事など

その間に、建具屋さんがお店の入り口の寸法を測りに来てくれました。入り口のドアと引き戸は、無垢の木で作るからです。イメージ通りに作るためには、ここはどうしても無垢の木を使わなければならないと考えた個所でした。ベテラン建具職人の吉原さんが、いつもの竹尺を当てて慎重に寸法を測っていきます。

断熱工事など

するとそこへ、例の田村材木さんが登場。イメージを伝えてお任せで選んでくださいと伝えておいたカウンター材。どうにも心配だからこれはと思うものを全部持っていくので選んで欲しいとのことでしたので、たまたま一緒にいた吉原建具さんも交えて選びました。

『これはいいね。でも、これもいいんじゃない。』などと、和やかに楽しくカウンター材選びをしたのでした。もちろん、必要な奥行があるかなども確認しました。このように、着々とスピーディーに準備は進んでいきます。

断熱工事など

そして調湿断熱材の吹き付け作業開始です。養生も完璧の行って吹き付けます。この断熱材の特徴は、簡単に密着して気密性能を発揮することと、木材の収縮に追従する柔軟性でしょうか。とはいえ、人間が行う作業です。作業するには熟練はもちろん、『誠意』も必要なのです。それから、作業後のチェックも欠かせません。

断熱工事など

そして終了後の状態です。終了後の見た目の美しさと性能とは比例していることを経験上わかっておりますので、とても気持ちが良い思いをしたのでした。

断熱工事など

ご主人が趣味で行っている、日光彫を行う部屋を見せる大きな出窓部分です。出窓と言っても、骨組みで作った出窓です。外観上、特別な大きさと形状に設計したからです。でっぱりの部分もぐるりと断熱します。ここは見逃しがちな重要ポイントですね。

断熱工事など

ところで、皆さんのお宅の出窓は、冬に極冷え、なんてことになっていませんか?既製品の出窓は、カウンター部分等に断熱材が入っているには入っているのですが、私に言わせていただくと全くの気休めレベルです。とても使う気にはなれません。だから既存のお宅で『あったか断熱リフォーム工事』を行う際には、出窓の部分も断熱補強を行っているんですよ。

吹き付け断熱工事をしている間、大工さんは自宅の作業場で無垢材の加工をしています。吹付工事の間は、お互いに作業の邪魔になってしまうからです。まとめて数多く加工しますので、断熱工事期間よりちょっぴり長く加工に時間がかかりそうですね。再び現場に戻ってくるのは金曜日の午後か土曜日か、といったような段取りで着々と工事は進んでいるのでした。

2011-05-26 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed 

 

我が家の省エネ・節電:お櫃(おひつ)

写真は太陽光発電の表示パネルです。まずは写真の状態で何が表示されているかを簡単に解説します。

まず、真ん中付近に『発電 2.51kW』とありますので、2510ワット発電中であることが分かります。左下には『消費 0.35kW』となっているので、350ワットを消費中である事がが分かります。そしてその右側には『売電 2.16kW』とありますので、消費していない分の2160ワットを東京電力に売却中であることが分かります。

ちなみに、消費している電力350ワットの内訳は、冷蔵庫、浄化槽のブロアー、それに仕事用のパソコン、その他弱電類といったところでしょうか。一昔と比べると、電気を消費していますね(^^;)

太陽光発電

ところでこの消費量ですが、日中でもかなりの消費をすることが度々ありました。洗濯機を回している訳でもない、IHクッキングをしている訳でもない、それなのに、たとえば800ワット以上にもなろうかという時間が続いたりすることが度々あったのです。

どうにも原因が分からないまま漠然と過ごしていたのですが、あるとき妻がその原因を突き止めました。原因は、なんと炊飯ジャーの保温機能でした。そこで妻は『節電のために、一部は昔に還る』と宣言して炊飯ジャーの保温機能の使用を中止し、代わりに『お櫃(おひつ)』を買ってきたのでした。『さわら』という木でできた製品です。

お櫃

朝、炊き立てのご飯をすぐにお櫃に移します。すると確かにその後は、異常な電力消費量を示すことはなくなったのでした。それより嬉しかったのは、ご飯が美味しくなったことです。炊飯ジャーで温度を維持しているご飯よりも、冷めていてもお櫃に入れておいたご飯の方が、はるかに美味しいのです。これには私も驚きました。ご飯が美味しくなって節電もできるのですから、一石二鳥ですよ。

妻も、これは本当に美味しくて良いと早速、娘たちがお世話になっている きらきら保育園 にも一つ寄贈させていただいたのでした。

2011-05-25 | Posted in 木の家づくり日記Comments Closed