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2008-05-14

これぞ究極の「ねぐら」癒された~

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5年前に自宅を新築するとき、お祝いを頂いた義理の両親を信州旅行に連れて行ったときの写真です。中仙道にある奈良井宿という、とても有名な宿場町です。しかし、もっと有名な馬籠宿や妻籠宿と比べると、とても静かで落ち着いた町です。とにかく人が集まる、賑やかなところへ行きたいのなら馬籠や妻籠でしょうが、少しでも昔の佇まいを感じたいのなら奈良井でしょう。

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ガイドブックを見て、江戸時代の建物だという伊勢屋という「旅籠」を予約して宿泊してみました。写真が、宿泊した部屋です(両親が映っている写真しかないので小さく掲載しましたのは御勘弁)

天井が、とてつもなく低いです。押入れのフスマが写っていますよね?高さは173センチです。天井の右端が斜めになっていて、いかに低いかが分かると思います。しかも軒が低くて、ほの暗い。まさに「ねぐら」

俄然落ち着きます。感動しました。そして、自分はやっぱり「日本人なんだな~」と改めて実感した次第です。

部屋のインテリアによっては、同じ低さですと圧迫感があるかも知れませんよね。この部屋が、なぜ自然で落ち着くのか、不思議です。

※ 写真をパッと見た印象では、特別低いなとは感じられませんよね?私の撮影技術によるのかもしれませんが、やはり現地へ行って体感しないとダメですね。

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